Second Half

50代。お金の話、健康の話、ラーメンの話、鎌倉の話、日々の日記たち。

年金、いくらもらえるの?

今月の日経マネーの特集は、

「今こそ始め時!じっくりつくる老後資金1億円」

と題して、資産形成の方法を説いておりました。

 

 

本屋で見つけて「あぁ、私の目標額(9000万円)と似てるなぁ」と雑誌を買い、

よく読んでみたら、1億円の内訳が

 

年金6120万円+退職金1100万円+自分年金(投資等)3000万円

となってました。

 

なんだ、1億円のうち、6000万は公的年金頼りで、

あとは退職金1000万円と自分の投資等で3000万円なのね、と。

私とは少し異なる考え方でした。

 

でも、記事には重要なことが書いてありました。

「老後資金づくりにまず必要なのは『公的年金の受給額を把握すること』」

たしかに、その通りです。

 

私が以前、老後の必要資金を計算した時には、

年金の受給金額は今の水準の半分程度で、

夫婦で月10万円くらいしかもらえないのでは、と推測しました。

 

parisma.hatenablog.com

 

でも、この時の計算ってだいぶアバウトでした。

きちんと自分の公的年金がいくらもらえるのか、知る必要がありそうです。

 

そこで年金定期便。

これまでの加入実績に応じた年金額が載っています。

それによれば、今の私の年金額は、年額140万円。

今まで25年程度働いてきてのこの金額ですから、あと10数年働くとして、

ざっくりと平均で計算すると140万円の半分の70万円を積み増せると推測。

そうすると、受給年金の年額は210万円になります。

 

一方妻はというと。

年額が90万円になっておりました。

私と同じように計算すると、135万円が年額の年金額。

 

夫婦を足し合わせると、345万円が年額の年金額となります。

で、私は半分くらいしかもらえないのでは、と思っているので、

172万円が受給額となります。

 

そうすると、月額14万円。

70~100歳の平均支出を月額20万円としたので、差額はマイナス6万円。

年間72万円のマイナスが30年続くとして2160万円。

 

前回試算した時は、月額10万円もらえるとして、月マイナス10万円。

年間120万円マイナスが30年間続くとして3600万円必要と書きました。

 

それに比べれば、1500万円くらい浮いています。

ということは、私の資産目標額は9000万円ではなく、7500万円なのでは…?

 

なんだか光が見えてきました。

 

まぁ受給年金額は今と同様に働いて、という前提がつくので、

妻はいつ仕事を辞めるか分からないし、私だって働き続けられるか分からないので、

あまり当てにしないほうがいいんでしょうけどね。

 

ただ、自分の年金額をざっくりと把握するのは、

資産形成の上でも重要なのかもしれませんね。