最近、よく話題になるのがChatGPT。
ご存じの無い方に簡単に説明すると、ChatGPTはAIのチャットボットです。
色んな質問を投げかけると、その要求に応じて文章で答えを返してくれます。
例えばこんな感じ。
もっと高度な質問にも回答します。
「〇〇字で」とか、「〇歳に分かるように」とか色々指定できます。
確かに面白いとは思います。
でも、これに頼っちゃいけない。
職場の方が、すぐにこれに頼ろうとするんです。
何かあった時、すぐにChatGPTに聞いて、その答えを共有してくる。
例えば、システム開発でどの言語を使うか検討していることに対して、
それをChatGPTに聞こうとする。
「JavaとPythonのどちらが開発言語として優れてますか?」とか。
(そんなの開発するシステムによって違うのだから明確な答えはない)。
はたまた、例えば、パソコンの挙動がおかしい時、
それもChatGPTに聞こうとする。
「パソコンが〇〇という挙動をしますが、どう直せばいいですか?」とか。
(Googleで事象を検索した方が早いし、的確)
で、その回答を鵜吞みにするんです。
よくない。ChatGPTはAIのチャットボットなだけで、
正しいことを返答してくれるとは限りません。
例えば、NISAについて質問したとしましょう。
はい、1番はダウトですね。(利益は非課税になり、その限度などはない)
2番もダウトです。(クラウドファンディングは投資対象ではない)
平気で間違ったことを言ってくるんです。
だから、ChatGPTはお遊びであり、頼ってはいけません。
職場の方にも、やんわりと、
「頼っちゃだめですよ」と言うんですが、
ChatGPTに夢中で聞き入れてもらえず。
困ったもんですね。