鎌倉の一条恵観山荘に、紅葉を見にってまいりました。
一条恵観山荘は、
後陽成天皇(1571年即位、安土桃山~江戸時代に在位)の第九皇子であり、
摂政・関白を二度務めた一条恵観(兼遐・昭良)によって営まれた山荘です。
元々は、京都に建つ、緑の濃淡が幾重にも連なる里山に建つ一条家別邸の離れでした。
これを、昭和34年、鎌倉の地に移築して今に至ります。
昭和39年には国の重要文化財に指定されています。
入口から入ると、まずは中門です。まず素敵な庭園が広がります。
そして、それを抜けると手水鉢があります。
グラデーションのかかった紅葉がきれいです。
庭のいたるところには花手水があります。
紅葉は少し早かったかな。でも、とても綺麗でした。
残念ながら、一条恵観山荘の中には入れませんでしたが、
藁葺きの立派な山荘を、紅葉越しに眺めることができました。
静かな庭園で、そんなに人もいなくて、鎌倉観光スポットの穴場かな、と思います。
お庭もきれいですし、花手水もフォトジェニックですし、
時間があったら一度、訪問するのをオススメします!