「定年後」著:楠木新を読みました。
定年後の生活を充実させることがどれだけ難しいか、が書かれていました。
本の中で書かれていた、退職者の声。
「定年になって初めの1ヶ月程度は解放感に満たされたが、
それ以降はやることがなくて本当に辛かった。」
切実な声です。
定年で働くのを止めても、やることが無ければ、枯れてしまう。
痛切にそう思った次第です。
私は以前から、60歳で今の職場を辞め、
週3日か4日で、今とは別の業界で働くのが理想と考えています。
(いわゆるサイドFIREと言われているやつです)
この本には3つのポイントが書かれています。
1.助走は大切:定年前の40代、50代から、色々手を打っておくこと。
2.子供の頃の自分に立ち返る:案外子供時代に好きだったことが原点になる。
3.会社の中で培った能力を役立てる:経験がモノを言う。
私は今の職場のスキル(ITスキル)を活かし、
教育現場で働けたらなぁ、と考えています。
大学生の時に塾講師のバイトをして、生徒が伸びるのを嬉しく見ていたので、
私にとって教育関係の仕事は好きなものの1つです。
定年後のプランとしては、具体的には、ICT支援員の資格を取って学校で働くか、
もしくは塾などでプログラミングを教えたいですね。
定年後まであと11年。
色々考えて、手を打っていきたいと思います。